宇都宮ブレックス笠井康平選手まとめ、実は以前はサラリーマンだった?実業団からプロへ進んだ経歴を紹介!

Bリーグ

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今回は2021-22シーズンBリーグチャンピオン宇都宮ブレックスに新加入したPG笠井康平選手の経歴をご紹介します。

笠井選手は他のBリーグ選手とは違った経歴をもっています。

その笠井選手の変わった経歴と、宇都宮ブレックスに入団するまでの軌跡を見ていきましょう。

 

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笠井康平選手プロフィール

引用宇都宮ブレックス https://www.utsunomiyabrex.com/

  • 名前 笠井康平
    • 出身校 青山学院大学
  • 生年月日 1993年08月12日
  • 身長(cm) 175cm
  • 国籍 日本
  • 所属 宇都宮ブレックス#03

笠井康平選手の学生バスケ時!高校時代は渡辺雄太のチームメイト?

尽誠学園で笠井康平と渡邉雄太の出会い。

中学時代から中学校のバスケ部で活躍していた笠井選手は、進学先を地元の強豪高校尽誠学園に選びます。

そして、笠井選手が2年生のときに入学してきたのが現在NBAの舞台で戦っている、渡邉雄太選手です。

渡邉選手の入学当初より二人のプレーはよく合っており、そのうえでたくさんコミュニケーションをとりながらプレイの精度を高めていきます。

その結果、笠井選手のアシストで渡邉選手が得点するプレイスタイルができていきます

笠井選手は当時のことをこう語っています。

雄太が点を取りやすいよう、ストレスなくプレーさせるのが、勝てる近道だったので、ずいぶん意見交換した

渡邉選手は当時は身長も180cm位しかなく、今ほどの存在感のある選手ではなかったそうです。

しかし、渡邉選手はその後身長が伸びだんだんと得点力を発揮していきます。

一方、笠井選手は持ち前のクイックネスとアグレッシブさでチームを牽引する存在になっていきます。

そうして、2人は尽誠学園の中心選手になっていきます

渡邉選手は今でも笠井選手を尊敬する先輩だと言っています。

渡邉選手がアメリカに旅立つときも、笠井選手は見送りに行っていたようですね。

笠井選手は高校の3年の時に、香川代表としてウインターカップに出場しています。

日付 対戦 スコア 中心選手
12月24日 1回戦 県立岐阜農林 64
尽誠学園 90
12月25日 2回戦 尽誠学園 86
福岡第一 70 鵤誠司
12月26日 3回戦 湘南工科大学附属 70
尽誠学園 101
12月27日 男準々 洛南 65
尽誠学園 66
12月28日 男準決 沼津中央 58
尽誠学園 63
12月29日 男決勝 延岡学園 88 ペンドラメ礼生
尽誠学園 55

この年はペンドラメ礼生選手擁する延岡学園が優勝候補になっており、尽誠学園にはほとんど注目が集まってませんでした。

それでも尽誠学園は勝ち上がっていき、ミラクル尽誠と話題になっていきます。

特にこちらも優勝候補であった、福岡第一高校を下したあたりからの尽誠学園の勢いはすごいものでした。

尽誠学園は決勝までの上り詰めますが、決勝では延岡学園に惜しくも敗退してしまいます。

それでもノーシードからの準優勝はとても素晴らしい結果であったと思います。

笠井康平選手の高校時代は渡邉雄太選手と、ミラクル尽誠と呼ばれウィンターカップ準優勝!

青山学院大学でインカレ準優勝を経験。

笠井選手は青山学院大学に入学すると、力を認められ1年生のうちにベンチ入りできるようになります。

その年のインカレで青山学院大学は準優勝を飾ります。

その時の四年生に宇都宮ブレックスでのチームメイトになる比江島慎選手がいます。

そのほかにものちのBリーグで活躍する選手たちが多数在籍していました。

NO 名前 ポジション 身長 当時の学年 出身校
0 船生誠也 F 191 1 前橋育英高
1 大峰龍盛 SG 187 4 佐賀北高
3 小林遥太 PG 178 3 洛南高
5 高橋貴大 PG 181 2 山形南高
7 野本建吾 F 200 2 北陸高
8 張本天傑 F 198 3 中部第一高
11 田中光 SF 190 1 福岡第一高
12 中深迫諒太 PF 193 4 鹿児島工業高
13 鵤誠司 PG 185 1 福岡第一高
15 山崎将也 SG 185 4 新潟商業高
17 満山拓未 SG 184 2 洛南高
18 笠井康平 PG 177 1 尽誠学園高
25 永吉佑也 C 199 3 延岡学園高
32 畠山俊樹 PG 172 3 明成高
56 比江島慎 SG 190 4 洛南高

そうそうたる顔ぶれのチームでした。

宇都宮ブレックスでチームメイトになった比江島選手鵤選手とは大学時代に一緒にプレーしていたんですね。

笠井選手が2年生の時のインカレでも青山学院大学は3位になっていますので、笠井選手は青山学院大学がかなりの強豪の時に在籍していたんですね。

4年生になったときにはキャプテンになっていますので、青山学院大でも中心選手として活躍していたんですね。

笠井選手の大学時代は、強豪青山学院大学で比江島選手や鵤選手とプレー!

笠井選手が実業団所属から、Bリーグでプロになるまで。

Bリーグ開幕も、実業団をプレーの場に選択。

笠井選手が大学四年の時に、同級生の鵤誠司選手と船生誠也選手が大学を辞めてプロになる選択をしました。

笠井選手は大学に残りキャプテンとして、大学四年生のシーズンを過ごしました。

四年生が2人抜けた青山学院大学は苦しいシーズンを過ごすことになりした。

それでも大学シーズン最後の大会であるインカレでは、4位の成績を収めます。

大学バスケ インカレ2015 順位
優勝 筑波大学(2年連続3回目)
2位 東海大学
3位 拓殖大学
4位 青山学院大学
5位 近畿大学
6位 明治大学
7位 専修大学
8位 国士舘大学

笠井選手自身も大会のベスト5に選ばれています。


当時筑波大の生原選手のTwitterに登場しています。

 

成績的にはプロへの道もあったと思います。

しかし、笠井選手は地元四国の実業団チーム四国電力に入社すること決めます

この理由として笠井選手はこう語っています。

    大学で一緒にやっていた同期が2人辞めてプロの世界へ行った。自分は四年生の時に力不足を感じていた。そんな時にプロの世界で活躍する同期を見て、自分はプロにこだわらないでもいいんじゃないかと思った。

 

鵤選手と船生選手が青山学院大学からプロへ行った出来事は、笠井選手にとってはとても大きな出来事だったようです。

笠井選手は大学卒業後プロの道へ行かずに、サラリーマンをしながら実業団でプレーすることを選択

四国電力で情熱を取り戻し、チームのために奮闘。

笠井選手は四国電力に就職しサラリーマンをしながら、バスケ部の練習をする生活に入っていきます。

昼間は仕事をしその後練習という生活は、今までのバスケ漬けの生活とは一転します。

仕事が忙しくなると残業になり、練習に参加できなくなることもありました。

そもそもの練習時間が長くないため、ウェイトトレーニングは土日にしかできなかったとゆうこともありました。

このころのインタビューで確実に体のキレは落ちていると語っています。

トレーニングの時間は確実に足りない状態だったようです

 

それでもバスケを続けている、四国電力のチームのメンバーと触れ合っていくうちに、笠井選手は徐々に大学へ入ったばかりの頃のようなバスケへの気持ちを取り戻していきます

 

少しずつバスケへの情熱を取り戻していく笠井選手は、チームを少しでも勝たせたいと、チームへ様々な提案をし周りもそれを受け入れてチームが変わっていきます。

その結果、四国電力は長らく勝ち進めていなかった国体でベスト16の結果を出します。

 

また、その後参加したオールジャパンでもチーム史上初のオールジャパンでの勝利を収めることできたのです。

バスケへの熱を取り戻した笠井選手四国電力を牽引し、チーム史上初のオールジャパンでの勝利を達成

渡邉雄太の後押しもあり、プロの道を進めことを決意する

四国電力バスケットボールチームは笠井選手の活躍もあり、大会で結果を出していきます。

笠井選手はチームが強くなっていくことに充実感を覚える反面、物足りなさを感じ始めます

もとは高校、大学とトップレベルのカテゴリーでバスケをしていた笠井選手ですから、実業団の大会の中では、実力は抜き出た存在だったのだと思います。

そんな時、渡邉雄太選手がNBAメンフィスグリズリーズと2WAY契約をします。

笠井選手は渡邉選手から、「Bリーグではやらないのですか?」と言われ続けていたそうです。

渡邉選手からも刺激を受けた笠井選手は、会社を退社しBリーグへの挑戦を決意します。

笠井選手は渡邉雄太からの刺激もあり、Bリーグ挑戦を決め名古屋ダイヤモンドドルフィンズに入団
この後、名古屋ダイヤモンドドルフィンズから群馬クレインサンダースに移籍。
群馬クレインサンダースから宇都宮ブレックスに移籍してくるのです。

宇都宮ブレックスへ入団の笠井選手、宇都宮での活躍は?

笠井選手のこれまでの所属チームでの経歴を見てきました。

笠井選手の今まで所属したチームは、何らかの結果を出せているチームが多いと思います。

  • ミラクル尽誠でウインターカップを準優勝
  • 四国電力でオールジャパン初勝利
  • 群馬クレインサンダースでB1昇格

これは少なからず、笠井選手の影響もあることと思います。

笠井選手はチームに良い影響を与える、プレーや発言ができる選手です。

プレー面では体を張った発するプレーや、アグレッシブなディフェンスが持ち味です。

宇都宮ブレックスのチーム理念である「ブレックスメンタリティー」にフィットできる選手なのではないでしょうか。

システムが複雑な宇都宮ブレックスにフィットするには時間がかかるかもしれませんが、すでにメンタル面ではチームにフィットするというか、メンタル面ではすでに宇都宮ブレックスの選手が持っているものを持っている選手といえるかもしれません。

チームのために戦える笠井選手は、宇都宮ブレックスで活躍できると私は思います。

まとめ

  • 笠井康平選手の高校時代は渡邉雄太選手と、ミラクル尽誠と呼ばれウィンターカップ準優勝!
  • 笠井選手の大学時代は、強豪青山学院大学で比江島選手や鵤選手とプレー!
  • 笠井選手は大学卒業後プロの道へ行かずに、サラリーマンをしながら実業団でプレーすることを選択
  • バスケへの熱を取り戻した笠井選手四国電力を牽引し、チーム史上初のオールジャパンでの勝利を達成
  • 笠井選手は渡邉雄太からの刺激もあり、Bリーグ挑戦を決め名古屋ダイヤモンドドルフィンズに入団

今シーズンの宇都宮ブレックスと笠井選手に注目ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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