Bリーグ過去2回の優勝を誇る東の強豪チームの宇都宮ブレックス。
毎シーズン熱い試合を見せてくれる宇都宮ブレックスの選手達。
宇都宮ブレックスの応援をより楽しめるように、今回は宇都宮ブレックスがどんなチームなのかをまとめてみましたので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
宇都宮ブレックスのチーム理念と歴史
宇都宮ブレックスのチーム理念
宇都宮ブレックスは2007年に発足した、栃木県宇都宮市をホームとするバスケットボールチームです。
をチーム理念としています。
ファンと地域を大切にして、強いながらも愛されるチーム作りをしていっているチームです。
宇都宮ブレックスの歴史
宇都宮ブレックスはJBL時代から今のBリーグの時代まで3回優勝しています。
2007年の発足から、ここまでの歴史で3回の優勝です。
決して歴史が長いとは言えない、宇都宮ブレックスが3回もの優勝を果たしているのは驚きの実績です。
しかも、その3回とも劇的なチャンピオンシップだったです。
今思い出しても手に汗握るシリーズです。
これは話しだしたらきりがない話なので、また別の機会にご紹介したいです。
宇都宮ブレックスのプレイの特徴
ディフェンスを頑張るチーム宇都宮ブレックス
宇都宮ブレックスはとにかくディフェンスを頑張るチームです。
チーム戦術として、まずハードにディフェンスをする、そこからオフェンスに繋いでいくという流れを作っています。
ディフェンスの戦術はかなり細かく設定されており、新加入の選手はこれを身につけるのに苦労するほどです。
実際に2021-22シーズンのレギュラーシーズン1試合の平均失点はBリーグで一番少ないです
しかもダントツで少ないのです。
ブレックスの見どころの1つがこのディフェンスです。
PG、SG、SFのバッグコート陣は1対1の対人のディフェンスが強いメンバーが揃っています。
特に背番号9の遠藤祐亮選手は何度もベストディフェンダー賞を受賞している、スペシャリストです。
しかし、宇都宮ブレックスのディフェンスはそれだけじゃないんです。
ボールを持っている選手へのディフェンスだけではなく、ボールを受けようとパスコースを探しているオフェンスへの選手へのディフェンスも全力で激しくいきます。
ブレックスではこのボールがないところのディフェンスをサボると、プレイタイムが増えないどころか試合にも出られないというチームの約束事があります。
なかなか試合中注目しづらいポイントですが、ボールのないところのディフェンスもぜひ見てみて欲しいです。
また、PF、Cのフロントコート陣はもちろんシュートを打たせないディフェンスも全力ですが、ブロックショットが凄いんです。
2021-22の宇都宮ブレックスの一試合平均ブロックショットはリーグ3位でした.
外国籍の選手にブロックショットの強い選手が毎シーズン在籍しています。
全員がシュートを打たれても諦めずにボールに向かう執着心は宇都宮ブレックスの伝統的なメンタリティの一つになっています。
ミスが少ないチーム宇都宮ブレックス
宇都宮ブレックスはとにかくミスが少ないチームです。
オフェンス中にミスをして相手ボールになってしまうのを、ターンオーバーといいます。
宇都宮ブレックスはこのターンオーバーの数が1試合平均でリーグ3番目に少ないです。
ということは、リーグで三番目にミスが少ないと言えます。
これは宇都宮ブレックスがヘッドコーチ中心にミスを少なくするように、徹底して確認しているからです。
どんなことでも、試合中にミスがあった部分はミーティングで指摘されるそうです。
ベテランほどその指摘は受けるらしいですので、ベテラン選手であっても試合中気が抜けません。
また試合中であっても、ミスがあった部分は選手同士声を掛け合います。
そうしてミスを減らす取り組みを続けていっているのです。
この姿勢がブレックスのチーム哲学の根幹にあるんですね。
ルーズボールをあきらめないチーム、宇都宮ブレックス
宇都宮ブレックスはルーズボールを諦めずに、取りに行きます。
試合を見ていると、何度もボールに飛び込む選手の姿を見ることができます。
チームルールとしてルーズボールに関する約束事もあるようです。
ベテラン選手ほどのルーズボールへの執着心が強く、ボールに飛び込んでいってるように思います。
その姿を見た若手の選手達や新加入の選手たちは、宇都宮ブレックスのチームプレーを覚えていくのだと思います。
ボールを諦めずに追う選手達の、熱い気持ちも試合を見て、ぜひ感じてほしいです。
とにかくファンが熱い、宇都宮ブレックス!
ファンに支えられるチーム
宇都宮ブレックスはファンがとにかく熱いです。
宇都宮ブレックスのホームアリーナのブレックスアリーナには黄色いユニフォームやTシャツを着たファンで毎試合埋まります。
ホームだけではなく、アウェーゲームでも客席が黄色く埋まっていることがたびたびあります。
そのファンの応援の圧力はすごく、ブレックスのチーム力を押し上げているように思います。
今は声を出して応援できないですが、それでも凄いんです。
一度、会場で体感していただきたいです。
ファンが強くするチーム
宇都宮ブレックスの収入のうちスポンサー収入は、リーグ上位のチームとしては決して多くありません。
同じ上位チームのアルバルク東京や千葉ジェッツに比べると半分くらいです。
しかし、総収入で行くと同じくらいになるんです。
それは入場料収入とグッズの販売収入が多いからです。
つまり、ファンが試合を見に行ったり、グッズを買ったりしている収入が多いのです。
文字通り宇都宮ブレックスはファンが支えているのです。
選手の給料や強化に当てる費用もそこから出ているということです。
またスポンサーも大手の企業は少ないかもしれませんが、その分熱狂的な地元企業が出資しています。
宇都宮の街はどこででもブレックスのポスターや旗を見かけます。
ファンや地元企業が支えるチームなのです。
選手やチームもそれを理解しているからこそ、応援してくれるファンに喜んでもらえるように、地元が盛り上げらるようにとの思いを強く持っているのでしょう。
選手、チーム、ファン、スポンサーが全員で戦う。
それが宇都宮ブレックスなのです。
あとがき
宇都宮ブレックスの紹介記事を書くつもりが、最終的には気持ちを前面に押し出しただけになってしまいました。
この記事で少しでも、宇都宮ブレックスに興味を持ってもらえたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
良かったら他にも宇都宮ブレックス関連の記事を書いてますので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです。
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